テーマ8 エネルギーと科学について学ぶ 【教科とのかかわり】理科、社会

テーマ8 エネルギーと科学について学ぶ

体験プラン
学習のねらいとその効果
◎日本のエネルギー事情を理解し、エネルギー資源の有限性や環境問題への関心を高める。
◎発電の種類や仕組み、発電所の必要性や安全性についての知識を得る。
◎放射線に関わる実証的な研究や新しい技術情報についての知識を得る。
◎地球環境とエネルギーの未来について考えるきっかけとする。
◎五感を使っての体験や実験を通して、科学的なものの見方や考え方を学ぶ。

日本や世界のエネルギー事情から地球環境問題を考える

 エネルギー資源には限りがある上、中には地球温暖化の原因となる二酸化炭素を排出するものもあります。日本で消費されるエネルギーの量は増加し続けており、石油や石炭などに頼りすぎないエネルギーの安定供給とともに、二酸化炭素排出抑制が求められています。このため、リサイクル可能なウランを燃料とし、二酸化炭素を排出せず、大量の電力をまかなえる原子力発電が今後ますます注目されます。さらに、太陽・風力エネルギー・地熱・廃棄物利用エネルギーなどの開発が進められているのです。

 青森県では、原子力発電所、原子燃料サイクル施設、風力発電施設、国家石油備蓄基地などを整備。さらに、原子力と環境のかかわりをテーマに、放射線の環境・生物影響に関する調査研究をしている環境科学技術研究所もあり、まさに、エネルギー学習の適地といえます。

科学技術の歴史と発展を知り、「科学する心」を育てるきっかけに

 1931年、ミス・ビードル号が世界初の太平洋無着陸横断飛行に成功しました。航空史に残るこの出来事の舞台となったのが三沢市淋代海岸で、地域の人々はこの旅立ちを支えたと伝えられています。1938年には、航空機航続距離世界記録を樹立した長距離機に、青森県にゆかりのある人たちが設計者や工場長、パイロットとして関わりました。さらに、その設計者・木村秀政博士は、戦後初の国産旅客機YS-11に技術委員長として携わるなど、青森が航空史に果たした役割は大きいといえます。

 こうした偉業にふれ、子供たちが科学技術の歴史と発展に目を向けることは大切なことです。先入観を取り除いて物事と対峙することで、新たな発見や小さな疑問が沸き上がってくることもあります。体験や実験を出発点として、科学的なものの見方や考え方を学ぶことで、子供たちの「科学する心」の育成につなげていきます。

メッセージ

東通原子力発電所PR施設「トントゥビレッジ」

 美しい自然に囲まれた下北郡東通村の豊かな緑の森にあるのがトントゥビレッジです。森に住む動植物を観察したり、エネルギーや原子力発電のしくみを知ることができ、私たちの暮らしに欠かせない自然とエネルギーの大切さを理解し、実感できる施設となっております。人と自然が仲よく暮らすトントゥビレッジを「森の妖精」トントゥがご案内します。皆様のお越しをお待ちいたしております。

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