テーマ11 りんご産業を学ぶ 【教科とのかかわり】社会

テーマ11 りんご産業を学ぶ

体験プラン
学習のねらいとその効果
◎りんごの品種、生産や流通、加工、農業の果たす役割を学ぶ。
◎りんごの農作業体験を通じて、りんごづくりの苦労や喜びを学ぶ。
◎一大産業に育成した関係者の努力について学ぶ。
◎板柳町ふるさとセンターの取組みからは、地域の特性を生かした地域づくりの事例を学ぶ。

生産量日本一を誇る、青森のりんご誕生エピソード

 明治8(1875)年、3本の苗木から始まった青森のりんご栽培。最初に試植した菊地楯衛は、青森りんごの開祖と言われており、青森県にりんご栽培が適することを確かめ、栽培技術を広めてりんご主産地となる基礎を作りました。明治42(1909)年には北海道の植栽本数を上回り、全国1位に。昭和38(1963)年には、史上最高の生産高である3,437万箱を記録しました。

 病害虫や自然災害、果実の輸入自由化、消費者の嗜好変化など、りんごを巡る情勢は決して平坦なものではありませんでしたが、多くの関係者の努力によって苦難を乗り越え、より良質なりんごが栽培し続けられています。

 現在、栽培面積は20,800ha(平成27年)、生産量は470,000t(平成27年)と全国の57.9%を占め日本一、品質は世界一と言われています。

手間ひまかけて作り出すおいしさと豊富なバリエーション

 りんごの剪定は1月末から3月にかけて行われます。すべての枝に日光が届くように木の形を整える難しい作業です。4月〜8月には肥料散布や、薬剤の散布が行われ、その間りんご園の草刈りも実施されます。5月中旬に行われるのは受粉作業。6月から7月は、実すぐりの時期。大きくておいしいりんごを実らせるため、実を間引きします。そして、9月からは、りんごの実全体に色がきれいにつくよう、日光をさえぎる葉を取り除き、実を回転させます。こうして大切に育てられ、ようやく収穫を迎えることができるのです。

 青森では、品種の特徴を活かした加工も盛んで、栄養素を損なわず絞りたてを製品化したジュース、ゼリーやアップルパイなどのスイーツ、りんごファイバー入りの麺等々、美味しい上に美容と健康にも良い商品が数多く作られています。

 りんご王国青森で、りんごの歴史とそれを支える人や事柄について学びます。

メッセージ

弘前りんご公園

 四季折々の季節と共に岩木山を眺めながら園内散策し、春にはりんごの花を楽しみ、8月上旬から11月中旬はりんごの収穫体験を楽しむ事ができます。りんごの家では、春から夏にかけて、りんごにこだわった様々な企画展も開催している他、ジャム、ジュース、雑貨等、約1200点ものりんごグッズを販売しております。何人で来ても楽しめる「弘前市りんご公園」に、ぜひ遊びに来て下さい。

施設アテンダント 奈良正宏
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